膝痛めたり、肩痛めたり

長いブランクの間に、すっかり身体が劣化した。踊れる身体の基礎を作るのも一苦労。

軽くストレッチしただけで、肩痛めたり、膝痛めたり、満身創痍(笑)ストレッチにすら耐えられない程、劣化したのだ。

痛めてしまった箇所を庇いつつ、少しずつストレッチしたり、筋トレしたり、リハビリ中です。

12年ぶりに踊るとこうなる

たとえ過去に20年間踊っていたとしても

その後、12年間、全く踊っていない。

散々踊り込んでいた振り付けも全部忘れてしまったし、セビジャーナスですら覚えていない。

そもそも、インナーマッスルも劇的に劣化してるので、片足で立つのとか絶対に出来ない自信がある。

 

そう、私は正真正銘、初心者だ。なんかとても新鮮な気持ち。イェーイ。新しい習い事を始めるのってワクワクするよねー。

ずいぶん長いこと、習い事なんてやっていなかったので楽しい。

 

というわけで、張り切ってウキウキワクワク初心者クラスに入ろうとしたのだが‥

 

先生が許可してくれず、レベルが合うクラスもないみたいで、個人レッスンという形になった。

どんなにブランクが長くても、経験者は経験者扱いされる、というわけね。社会というものの厳しさが身に染みるぜ。

 

いくらハードルを高くされてもねぇ‥実際、12年ぶりに踊れるわけなどあるはずもなく。

 

久しぶりに踊る、というか「踊ってみようと試みる」、と言う方が正しい。

 

身体、重すぎ。フラフラ。ブエルタはヨロヨロ。足もパルマもピトもスカスカ。両腕と肩はガチガチに固まって上がらぬ(これは五十肩らしい‥)。手首もガチガチで回らぬ。10分ぐらいで息切れ。つれー‥。靴が硬くて足指痛ぇ。休憩すんべ‥。

 

‥って、なんじゃこりゃ!!

 

酷い、酷すぎる。(予想通りとはいえ)

初心者とか以前に、人としてこれでよいのか?

 

バレエは練習を3日休むと、取り戻すのに3ヶ月かかると聞いたことある。つまり、

12年休んだら、取り戻すのに360年かかるってことになる(笑)ウケるー(笑)

12年ぶりの初レッスン

2週間後。

出血が止まり、鉄剤(点滴、錠剤)のおかげで

ヘモグロビン値は一気に9以上に回復。

呼吸も通常に戻り、本人的にはすっかり回復した感覚。

本当はまだ動いてはいかんのだろうけど、初レッスンを受ける。

(医者にはナイショ)

 

フラメンコの先生には持病の状況を説明済み、ご了承済み。

体調が悪い時は無理せず休み休み、続けることに。

 

案の定、ヘロヘロで10分おきに座ってゼーハー。

立ってる、ってこんなに大変なのか。

まして踊るなんて無謀な話だぜ‥‥。

人は健康に生きてるだけですごいんダヨ!

 

20kgも太ったのでシューズのサイズも2アップしたぜ。

シューズは大事なので、いちおうプロ用にしといたぜ。

足の指がこの12年で軟弱になってる為、

硬いシューズがめちゃくちゃ痛い‥。

爪、死ぬるかも‥。

 

体重が増えた上、運動不足であちこち劣化してるもんで

腰サポーター、足首サポーター、膝サポーターを装備し、

ディフェンスだけは完璧なオバサンであった。

(一般的に、初心者向けフラメンコは

そこまでの装備は不要ですのでご安心ください)

 

あと、最近、ストレートネックで首もヤバ気なので

次回から首サポーター的なのを追加装備します。

転倒を想定してヘルメットもかぶっとく?

2023年7月のオバサン

大量出血による持病の重症の貧血が炸裂。

病院で鉄剤を入れる。

この時点で、ヘモグロビン値が5.1を記録。

呼吸困難、激しい頭痛と嘔吐、立ち眩み。

意識が朦朧、安静にして過ごす日々。

軽く死を意識する。

人ってこんな感じにある日突然、最後を迎えるんかな。

 

そんな状態の時、なぜか急に

近所にあるフラメンコ教室に入門の申し込みをしたんだな‥。

 

そうすることで、私はまだ生きてるって確認したかったのかも